平戸オランダ商館関連(和文)

著者 タイトル・刊行元 刊行年 掲載ページ
森良和 「ウィリアム・アダムズの日本人妻 ―その出自と名前をめぐって―」『論叢』玉川大学教育学部紀要2016 2017 117-134頁
レオナルト,ブリュッセイ 「東アジアにおけるオランダ東インド会社の盛衰 : 1640-60年代のオランダ商館長日記に関する省察」『東京大学史料編纂所研究紀要』東京大学史料編纂所研究紀要 29号 2019 36-51頁
リース、ハードリッヒ 「和蘭國ヘーグ市ニ於る日本歴史ニ関スル古文書」『史学雑誌』第7編第6号 1896 453ー460頁
森良和 「メルヒオール・ファン・サントフォールト―日本で生きることを選んだリーフデ号船員の生涯」『論叢』(玉川大学教育学部紀要) ― 2013 81ー98頁
萩原博文 「平戸オランダ商館」山田千香子・吉居秀樹編著『平戸・西海学:長崎県北の歴史と文化』桜蘭舎 2012 203ー227頁
たばこと塩の博物館・江戸遺跡研究会編 『シンポジウムVOCと日蘭交流 : VOC遺跡の調査と嗜好品』たばこと塩の博物館・江戸遺跡研究会 2010
高山和子 「『平戸オランダ商館の日記』及び『平戸オランダ商館の会計帳簿』に見られる”kimptouan” と”goude laecken”について」『服飾文化学会誌』Vol. 10. No. 1 2009 117ー125頁
小林克、他 「桟瓦・レンガのオランダから日本への伝播の実態について―オランダ東インド会社関連遺跡 とその出土資料の分析を通じて―」『住宅総合研究財団研究論文集』No. 34 2007 337ー348頁
鈴木康子 「日蘭貿易にみる古文書」関場武編『古文書の世界』慶応義塾大学文学部 2007 87ー110頁
行武和博 「家康政権の対外政策とオランダ船貿易―「平戸商館初期」の日蘭貿易実態 1609―1616年―」『東京大学史料編纂所研究紀要』第17号 2007 85ー104頁
行武和博 「近世日蘭貿易の数量的取引実態―17世紀前期オランダ商館作成「会計帳簿」の解読・分析―」『社会経済史学』第72号6 2007 25ー45頁
行武和博 「近世オランダ船貿易の輸入品―分類別品目明細一覧(①17世紀前期)―」『日蘭学会会誌』第31巻1号 2006 1ー24頁
萩原博文、前田秀人 『海外との交わり・平戸―旧石器時代から現代まで』海外交流史研究会 2005
堀川幹夫 「平戸オランダ商館河内倉庫指図の解読」『桜美林論集』第36号 2009 102ー120頁
鈴木康子 『近世日蘭貿易史の研究』思文閣出版 2004
小宮木代良 「海賊の謁見」東京大学大学院人文社会系研究科編『8-17世紀の東アジア地域における人・物・情報の交流 : 海域と港市の形成、民族・地域間の相互認識を中心に 下』東大教材出版 2004 46ー61頁
萩原博文 平戸オランダ商館 : 日蘭・今も続く小さな交流の物語 2003
フィアレイ、シンティア 「1634年~1661年までの中国と日本の時期の取引に関するVOCの記録」『平戸市史研究』第8号 2003 19ー32頁
松井洋子 「1622年における日蘭貿易の展望」『東京大学史料編纂所研究紀要』第13号 2003 1ー26頁
行武和博 「平戸オランダ商館」荒野泰典編『江戸幕府と東アジア』吉川弘文館 2003 317ー362頁
木田昌宏 「平戸オランダ商館の復元について」『平戸市史研究』第7号 2002 3ー6頁
高瀬弘一郎 『キリシタン時代の貿易と外交』八木書店 2002
萩原博文、加藤有重 「平戸オランダ商館跡1639年築造倉庫の基礎遺構」『日本考古学』第9巻14号 2002 145ー156頁
久家孝史 「平戸オランダ商館の江戸参府」『平戸市史研究』第7号 2002 101ー83頁
山脇悌二郎 『絹と木綿の江戸時代』吉川弘文館 2002
鈴木達也 十七・十八世紀のキセル輸出とオランダ商館―アジアにおけるパイプ喫煙の伝播と拡散― 2001 99ー117頁
鈴木康子 「オランダ東インド会社と日本銀」『花園史学』第22号 2001 31ー66頁
永積洋子 『朱印船』吉川弘文館 2001
寺島慶一 近世初期の日蘭貿易による鉄輸出の実態『ふぇらむ:日本鉄鋼協会会報』Vol. 5 2000 29ー36頁
永積洋子 『オランダ商館日記―近世外交の確立』講談社 2000
平戸市史編さん委員会 『平戸市史研究』第5号 2000
海外交流史研究会 『出島以前:平戸海外交流の始まり』長崎労働金庫 1999
永積洋子 「東西交易中易地台湾の盛衰」佐藤次高・岸本美緒編『市場の地域史』山川出版 1999 326ー366頁
永積洋子 「オランダ史料から見た輸出銀」島根県教育委員会文化財課編『石見銀山遺跡総合調査報告書』第四冊 1999 122ー130頁
永積洋子 「平戸に伝達された日本人売買・武器輸出禁止令」『日本歴史』611号 1999 67ー81頁
平戸市史編さん委員会編 『平戸オランダ商館の会計帳簿 : 仕訳帳1640年仕訳帳1641年』平戸市 1998
八百啓一 『近世オランダ貿易と鎖国』吉川弘文館 1998
梶輝行 「徳川幕藩制国家とヨーロッパ軍事技術―17世紀・オランダ商館の軍事的役割を中心に―」箭内健次編『国際社会の形成と近世日本』日本図書センター 1998 153ー192頁
加藤榮一 『幕藩制国家の成立と対外関係』思文閣出版 1998
萩原博文 「平戸オランダ商館の洋風石造倉庫について」野村崇先生還暦記念論集編集委員会編『北方の考古学』野村崇先生還暦記念論集編集委員会 1998 585ー596頁
萩原博文 「平戸」『考古学ジャーナル』430号 1998 9ー14頁
永積洋子 「平戸商館はオランダの戦略拠点か」中村質編『鎖国と国際関係』吉川弘文館 1997 186ー208頁
行武和博 「平戸オランダ商館の石造倉庫に関する史料~1637年および39年建造倉庫の資材・諸経費「明細書」~」『平戸市史研究』第2号 1997 31ー63頁
萩原博文 「鎖国令によるオランダ貿易の変容」『平戸市史研究』第3号 1997 112(11)ー88(35)頁
萩原博文 「長崎出島と平戸のオランダ商館」大塚初重、白石太一郎、西谷正、町田章編『考古学による日本歴史10 対外交渉』雄山閣出版 1997 170ー178頁
平戸市教育委員会 『平戸和蘭商館跡VI・大浜遺跡・浦小川遺跡』平戸市教育委員会 1996
八百啓介 「近世初期のオランダ商館の米輸出と大名財政」『日蘭学会会誌』第21巻第1号 1996 57ー74頁
行武和博 「平戸オランダ商館の建造物―貿易増加と商館の整備拡充―」『日蘭学会会誌』第21巻第1号 1996 75ー76頁
萩原博文、吉福清和、前田秀人、下川達彌、大橋康二、加藤有重 「安土桃山・江戸時代の平戸と海外文化」平戸市史編さん委員会編『平戸市史 自然・考古編』平戸市史編さん委員会 1995 555ー651頁
ミヒェル、ヴォルフガング 「十七世紀の平戸・出島蘭館の医薬関係者について」『日本医史学雑誌』第41巻第3号 1995 85ー102頁
加藤榮一 『幕藩制国家の形成と外国貿易』校倉書房 1993
永積洋子 「十七世紀の東アジア貿易」浜下武志・川勝平太編『アジア交易圏と日本工業化1500―1900』リブロポート 1991 103ー128頁
平戸市教育委員会 『平戸和蘭商館跡の発掘III・鄭成功居宅跡の発掘』平戸市教育委員会 1992
永積洋子 『近世初期の外交』創文社 1990
平戸市文化協会編 『紅毛文化と平戸I―江戸初期の国際都市『平戸』―』平戸市文化協会 1990
萩原博文 「平戸オランダ商館築造の遺構について」乙益重隆先生古稀記念論文集刊行会編『九州上代文化論集』乙益重隆先生古稀記念論文集刊行会 1990 541ー556頁
前田秀人 「オランダ商館をめぐる平戸藩と幕府」『平戸市史研究』創刊号 1995 108 (1)ー94(15)頁
行武和博 「平戸オランダ商館の対日貿易と商館建造物」『平戸市史研究』創刊号 1995 9ー55頁
加藤榮一 「『公儀』と「オランダ」」加藤榮一・北島万次・深谷克己編『幕藩制国家と異域・異国』校倉書房 1989 293ー336頁
加藤榮一 「ブレスケンス号の南部漂着と日本側の対応 附、陸奥国南部領国絵図に描かれたブレスケンス号」『日蘭学会会誌』第14巻第1号 1989 1ー20頁
松竹秀雄 「タイオワン(台湾)をめぐる17世紀の海外貿易」『東南アジア研究年報』第31集 1989 25ー68頁
平戸市教育委員会 『史跡平戸和蘭商館跡II』平戸市教育委員会 1989
科野孝蔵 『オランダ東インド会社の歴史』同文舘出版 1988
長崎県教育委員会 『大航海時代の長崎県―南蛮舟来航の地を訪ねて―』長崎県教育委員会 1988
永積洋子 「17世紀の貿易家キコ 別名喜右衛門について」『日蘭学会会誌』第13巻第1号 1988 1ー20頁
平戸市教育委員会 『平戸和蘭商館跡― 現状変更(家屋改築)に伴なう発掘調査の報告―』平戸市教育委員会 1988
加藤榮一 「連合オランダ東インド会社の戦略拠点としての平戸商館」田中健夫編『日本前近代の国家と対外関係』吉川弘文館 1987 407ー523頁
金井圓 『日蘭交渉史の研究』思文閣 1986
加藤榮一 平戸オランダ商館の日本人雇傭者について」(尾藤正英先生還暦記念会編『日本近世史論叢 上巻』吉川弘文館 1984 213ー264頁
中田易直 『近世対外関係史の研究』吉川弘文館 1984
鈴木康子 「近世の樟脳貿易について―オランダ商館の商業帳簿を中心として―」『中央史学』第6号 1983 35ー60頁
永積洋子、武田万里子 『平戸オランダ商館イギリス商館日記 : 碧眼のみた近世の日本と鎖国への道』そしえて 1981
加藤榮一 「連合東インド会社の初期会計記録と平戸商館」『東京大学史料編纂所報』十四 1980 22ー33頁
加藤榮一 「元和・寛永期における日蘭貿易」(北島正元編『幕藩制国家成立過程の研究』吉川弘文館 1978 549ー613頁
永積洋子 「オランダ貿易の投銀と借入金」『日本歴史』第351号 1977 77ー93頁
中田易直編 『近世対外関係史論』有信堂 1977
太田英蔵 「平戸オランダ商館の洋風石造建築について」『風俗』第14巻第2号 1975 1ー26頁
加藤榮一 「1636年平戸オランダ商館貿易表(2)」『東京大学史料編纂所報』六 1975
岩生成一 『鎖国』中央公論社 1974
岩生成一 「江戸時代の砂糖貿易について」『日本学士院紀要』第31巻第1号 1973 1ー33頁
幸田成友 『幸田成友著作集 4』中央公論社 1972
永積洋子 「平戸藩とオランダ貿易」『日本歴史』第286号 1972 1ー19頁
永積昭 『オランダ東インド会社』近藤出版社 1971
加藤榮一 「1636年平戸オランダ商館貿易表(1)」『東京大学史料編纂所報』五 1970
永積洋子 「平戸オランダ商館日記を通して見たパンカド」『日本歴史』第260号 1970 81ー96頁
加藤榮一 「1636年平戸オランダ商館の輸出入商品」『東京大学史料編纂所報』四 1969 57ー77頁
加藤榮一 「平戸オランダ商館の商業帳簿に見られる日蘭貿易の一断面」『東京大学史料編纂所報』三 1968 23ー63頁
板沢武雄 『日本とオランダ』至文堂 1966
岩生成一 「近世日本の海外貿易」『歴史』第25巻 1962 1ー18頁
森岡美子 「近世初頭における生糸貿易」『歴史教育』10巻9号 1962 24ー64頁
岩生成一 「日蘭交渉の先駆者ヤン・ヨーステン」『日本歴史』第117号 1958 16ー29頁
オスカー・ナホッド 『十七世紀日蘭交渉史』天理大学出版部 1956
田谷博吉 「近世初期日蘭貿易による金銀流出事情」『大阪府立大学紀要(人文・社会科学)』4巻 1956 169ー181頁
辻善之助 『海外交通史』岩波書店 1942
小葉田淳 「日本の金銀外国貿易に関する研究(一)―鎖国以前に於ける―」『史学雑誌』第44編10号 1933 1280ー1318頁
小葉田淳 「日本の金銀外国貿易に関する研究(二・完)―鎖国以前に於ける―」『史学雑誌』第44編12号 1933 1381ー1434頁
村上直次郎 『貿易史上の平戸』日本学術普及会 1917
村上直次郎 『日本と和蘭』日蘭協会 1915
加藤三吾 『平戸しるべ』興風會 1912
齋藤阿具 「蘭人の江戸参府(第一回)」『史学雑誌』第21編第9号 1910 1027ー1053頁
長崎市役所 『幕府時代の長崎・上』長崎市役所 1903
村川堅固 「セーリスの家康に呈せし請願書に就いて」『史学雑誌』第11編第4号 1900 507ー516頁
リース、ハードリッヒ 「オスカー・ナコッド氏の日蘭交通史」『史学雑誌』第9編第1号 1898 75ー78頁
本多浅次郎 「和蘭の通商及其創立考」『史学雑誌』第5編第7号 1894 579ー588頁
本多浅次郎 「和蘭の通商及其創立考(承前)」『史学雑誌』第5編第8号 1894 670ー685頁
山縣昌蔵 「和蘭商館主の書簡(第二十二号の続)」『史学雑誌』第3編第26号 1892 82-90頁
山縣昌蔵 「和蘭商館主の書簡(承前)」『史学雑誌』第2編第22号 1891 626-632頁
「和蘭商館主の書簡(承前)」『史学雑誌』第2編第21号 1891 542-553頁
山縣昌蔵 「和蘭商館主の書簡(承前)」『史学雑誌』第2編第20 1891 468-477頁
山縣昌蔵 「和蘭商館主の書簡」『史学雑誌』第2編第19号 1891 399-404頁
山縣昌蔵 「徳川時代和蘭通商始末」『史学雑誌』第2編第18号 1891 335-341頁
山縣昌蔵 「徳川時代和蘭通商始末」『史学雑誌』第2編第17号 1891 266-270頁
山縣昌蔵 「徳川時代和蘭通商始末」『史学雑誌』第2編第16号 1891 186-194頁
山縣昌蔵 「徳川時代和蘭通商始末」『史学雑誌』第2編第14号 1891 56-65頁
羽田正 「東インド会社という海賊とアジアの人々」東洋文庫編『東インド会社とアジアの海賊』勉誠出版 2015 1-35頁
中園成生 「平戸系突組の盛衰」『島の館だより』Vol. 19 2015 2-22頁
安田智子 「十七世紀オランダ東インド会社のアーカイブにみられるオリエンタルペーパーについての考察」『和紙文化研究』第24号 2016 20-51頁

著者 タイトル・刊行元 刊行年 掲載ページ
Farrington (Anthony) The Japan base: English East India Company attempts at inter-Asiatic trade from Japan, 1613-1623. in: Derek Massarella and Anthony Farrington (ed.), William Adams and Early English Enterprise in Japan. London: London School of Economics and Political Science 2000 pp.27-37
Hond (Jan de) and Fitski (Menno) De smalle brug: Japan en Nederland sinds 1600. Amsterdam: Rijksmuseum; Nijmegen: Uitgeverij Vantilt 2016
Boot (Wim) Not out of love, but for money and profit’: Dutch-Japanese trade from the seventeenth to the nineteenth century. in: Catia Antunes and Jos Gommans (ed.), Exploring the Dutch Empire: Agents, Networks and Institutions, 1600-2000. London: Bloomsbury Publishing 2015 pp.179-202
Clulow (Adam) The Company and the Shogun. The Dutch encounter with Tokugawa Japan. New York : Columbia University Press 2014
Derksen (L. F.) Tracing remnants of Dutch-Japanese affairs in the maritime cultural landscape of Japan, Master Thesis, University of Groningen 2014
Suzuki (Yasuko) Japan-Netherlands trade, 1600-1800: the Dutch East India Company and beyond. Melbourn: Trans Pacific Press 2012
Knoest (Jurre) Company privateers in Asian waters: The VOC trading post at Hirado and the logistics of privateering, ca. 1614-1624. Leidschrift, Number 3 2011 pp.43–57
Parthesius (Robert) Dutch ships in tropical waters: the development of the Dutch East India Company (VOC) shipping network in Asia 1595-1660. Amsterdam: Amsterdam University Press 2010
Clulow (Adam) A fake embassy, the lord of Taiwan and Tokugawa Japan. Japanese Studies, Vol. 30, no.1 2010 pp.23-41
Clulow (Adam) From global entrepôt to early modern domain: Hirado, 1609-1641. Monumenta Nipponica, vol. 65, no. 1 2010 pp.1-35
Clulow (Adam) European maritime violence and territorial states in early modern Asia, 1600-1650. Itinerario, vol. 33, no. 3 2009 pp.72-94
Clulow (Adam) Unjust, cruel, and barbarous proceedings: Japanese mercenaries and the Amboyna incident of 1623. Itinerario, vol. 31, no.1 2007 pp.15-34
Viallé (Cynthia) The aid of trade: Dutch gift-giving in Tokugawa Japan. 『東京大学史料編纂所研究紀要』第16号 2006 57ー78頁
Blussé (Leonard) Bull in a China shop, Pieter Nuyts in China and Japan (1627-1636). in: Leonard Blussé (ed.), Around and about Formosa. Taipei: SMC 2003 pp.95-110
Gaastra (Femme S) The Dutch East India Company. Zutphen: Walburg Pres 2003
Nagazumi (Yoko) The Japanese Go-shuinjo (Vermilion Seal) maritime trade in Taiwan. in: Leonard Blussé(ed.), Around and about Formosa. Taipei: SMC 2003 pp.27-41
Dyke (Paul van) The Anglo-Dutch fleet of defense (1620-1622): prelude to the Dutch occupation of Taiwan. in: Leonard Blussé (ed.), Around and about Formosa. Taipei: SMC 2003 pp.61-82
Rietbergen (Pieter) Japan verwoord: Nihon door Nederlandse ogen, 1600 – 1799. Amsterdam: KIT 2003
Viallé (Cynthia) Setting the records straight: some notes on the import of Chinese porcelain into Japan by the Dutch. in: Leonard Blussé (ed.), Around and about Formosa. Taipei: SMC 2003 pp.43-60
Barreveld (Dirk J) De Liefde’s tragiek en triomf : op zoek naar specerijen. Epe: Niesje Wolters vaan Bemmel 2002
Blussé (Leonard) Willem Remmelink, and Ivo Smits, eds. Bridging the divide: 400 years the Netherlands-Japan. Leiden: Hotei 2000
Tojo (Natália) The anxiety of the silent traders: Dutch perception on the Portuguese banishment from Japan. Bulletin of Portuguese Japanese Studies, vol.1 2000 pp.111-128
Suzuki (Yasuko) Japanese camphor trade by the Dutch East India Company.『花園大学文学部研究紀要』第29号 1997 63ー96頁
Hagiwara (Hirofumi) The Netherlands trading house in Hirado. The Study of Hirado City’s History, vol. 2 1997 pp.6-11
Massarella (Derek) A world elsewhere: Europe’s encounter with Japan in the sixteenth and seventeenth centuries. New Haven: Yale University Press 1990
Massarella (Derek) and Izumi K. Tyler The Japonian charters. The English and Dutch shuinjō. Monumenta Nipponica, Vol. 45, No.2, Summer 1990 pp.189-205
Boxer (C. R) Dutch merchants and mariners in Asia, 1602-1795. London: Variorum Reprints 1988
Boxer (C. R) Portuguese merchants and missionaries in feudal Japan, 1543-1640. London: Variorum Reprints 1986
Blussé (Leonard) Justut Shouten en de Japanse gijzeling. in: Nederlands Historische Genootschap (ed.), Nederlandse Historische Bronnen 5. Hilversum : Verloren 1985 pp.69–109
Katō (Eiichi), Unification and adaptation the early shogunate and Dutch trade policies. in: Leonard Blussé and Femme Gaastra (ed.), Companies and Trade: Comparative Studies in Overseas History, 3. The Hague: Martinus Nijhoff for Leiden University Press 1981 pp.207-229
Innes (Robert Leroy) The door ajar: Japan’s foreign trade in the seventeenth century. Ann Arbor: UMI Dissertation Services 1980
Iwao (Seiichi) Japanese foreign trade in the sixteenth and seventeenth centuries. Acta Asiatica, vol. 30 1976 pp.1-18
Kato (Eiichi) The Japanese-Dutch trade in the formative period of the seclusion policy: particularly on the raw silk trade by the Dutch factory at Hirado, 1620-1640. Acta Asiatica, vol. 30 1976 pp.34-84
Nagazumi (Yōko) Japan’s isolationist policy as seen through Dutch source materials. Acta Asiatica, vol. 22 1972 pp.18-35
Volker (T) Porcelain and the Dutch East India Company: as recorded in the Dagh-registers of Batavia Castle, those of Hirado and Deshima and other contemporary papers 1602-1682. Leiden: E.J. Brill 1971
Davis (D. W.) A Primer of Dutch Seventeenth Century Overseas Trade. Hague: Martinus Nijhoff 1961
Boxer (C. R) The great ship from Amacon: annals of Macao and the old Japan trade, 1555-1640. Lisbon: CEHU 1959
Glamann (Kristof) Dutch-Asiatic trade 1620-1740. Copenhagen : Danish Science Press; The Hague : M. Nijhoff 1958
Iwao (Seiichi) Jan Joosten: the forerunner of the Dutch-Japanese relation. Tokyo: Tokyo News Service 1958
Boxer (C. R) The Christian century in Japan, 1549-1650. Berkeley: University of California Press 1951
Mulder (W.Z) Hollanders in Hirado, 1597-1641. Haarlem : Fibula-Van Dishoeck 1900s

日本関係欧文図書関連(和文)訳本

著者 タイトル・刊行元 刊行年 掲載ページ
ペリー原著 『ペルリ 日本遠征記』 土屋喬雄・玉城肇訳、岩波文庫 1952
ケンペル原著 『日本誌 : 日本の歴史と紀行』(古典叢書 2)今井正編訳、霞ケ関出版 2001
カロン原著 『日本大王国志』幸田成友訳、東洋堂 1948
クラッセ原著 『日本西教史』坂上半七訳 1880
クラッセ原著 『大政官飜譯』太陽堂書店 1931
ケンペル原著 『江戸参府旅行日記』(東洋文庫 303)斎藤信訳、平凡社 1977
ツンベルク原著 『ツンベルク日本紀行』(改訂復刻版異国叢書)山田珠樹訳註、雄松堂書店 1966
ゴロヴニン原著 『遭厄日本紀事』馬場佐十郎・杉田立卿・青地林宗訳、高橋景保校 1825
ゴロヴニン原著 『日本幽囚記』井上満訳、岩波文庫 1948
ティチング原著 『新異国叢書・日本風俗図誌』沼田次郎訳、雄松堂書店 1970
テイラー原著 『新異国叢書・日本風俗図誌』沼田次郎訳、雄松堂書店 1970
テイラー原著 『八紘勝覧』(箕作阮甫・麟祥関係文書14)箕作阮甫編訳 年代未詳
ドゥーフ原著 『日本回想録』永積洋子訳、雄松堂出版 2003
ハイネ 『世界周航日本への旅』中井晶夫訳、雄松堂書店 1983
ピント原著 『ポルトガル人フェルナン・メンデス・ピントの旅行と冒険』(東洋文庫 366)岡村多希子訳 1979
フィッセル原著 『日本風俗備考』杉田成卿・箕作阮甫訳、沼田次郎編、平凡社 1978
ベニョフスキー原著 『ベニョフスキー航海記』(ワイド版東洋文庫 160)水口志計夫・沼田次郎編訳、平凡社 2006
ペリー原著 『ペルリ提督 日本遠征記』 鈴木周作抄訳、櫻井省三校閲、大同館 1912
ペリー原著 『ペリー提督 日本遠征記』大羽綾子訳、法政大学出版局 1953
ペリー原著 『ペリー艦隊 日本遠征記』 オフィス宮崎編訳、万来舎 2009
ホール原著 『朝鮮・琉球航海記 1816年アマースト施設団とともに』春名徹訳、岩波文庫 1986
モンタヌス原著 『モンタヌス日本誌』和田萬吉訳、丙午出版社 1925
ラングスドルフ原著 『ラングスドルフ日本紀行』山本秀峰編訳、露蘭堂 2016

日本関係欧文図書関連(和文)著書・論文

著者 タイトル・刊行元 刊行年 掲載ページ
小林 将輝 「江戸期の旅行記録に見られる相撲体験について―モンターヌス, ケンペル, シーボルトを例に―」『駿河台大学論叢』55巻 駿河台大学教養文化研究所 2017 75-93頁
クレインス・フレデリック 『オランダ商館長が見た江戸の災害』講談社現代新書 2019
齋藤 晃 編 『宣教と適応―グローバル・ミッションの近世―』名古屋大学出版会 2020
五野井隆史 『ルイス・フロイス』吉川弘文館 2020
吉村雅美 「近世日本に関わる在外史料研究の現在」『歴史評論』2019年10月号(第834号) 歴史科学協議会 2019 5-16頁
松方冬子 編 『国書を結ぶ外交』東京大学出版会 2019
蝶野立彦 「対抗宗教改革期及び三十年戦争期のドイツにおける日本宣教情報の受容と解釈」『カルチュール』第13巻1号 明治学院大学教養教育センター紀要 2019 71-89頁
瀧澤修身 「天正遣欧使節」『映しと移ろい = Metempsychosis and passage : 文化伝播の器と蝕変の実相』花鳥社 2019
高橋祐史 『戦国日本のキリシタン布教論争』勉誠出版 2019
清水有子 「イエズス会日本年報の活用をめぐって」『歴史評論』2019年10月号(第834号) 歴史科学協議会 2019 17-27頁
伊川健二 ・岡本真 「附録 東洋文庫所蔵フロイス『日本史』写本について」『多元文化』第8巻 早稲田大学多元文化学会 2019 192-189頁
伊川健二 「フロイス史料研究事始」『多元文化』第8巻 早稲田大学多元文化学会 2019 232-211頁
浅見雅一 野々瀬浩司 編 『キリスト教と寛容:中近世の日本とヨーロッパ』慶應義塾大学出版会 2019
伊川健二 『世界史のなかの天正遣欧使節』吉川弘文館 2017
中島大輔 「A. モンタヌスの『日本誌』に描かれたCangoxuma( 鹿児島) : その史料的価値に関する一考察」『経済学論集』第87巻 鹿児島大学法文学部 2016 41-79頁
高瀬弘一郎 『キリシタン時代のコレジオ』八木書店 2016
高瀬弘一郎 『キリシタン時代対外関係の研究 新訂増補』八木書店 2016
五野井隆史 監修 『キリシタン大名 布教・政策・信仰の実相』宮帯出版社 2016
浅見雅一 『概説キリシタン史』慶應義塾大学出版会 2016
岩井大慧、岡本良知 『元和年間 伊達政宗遣欧使節の史料に就いて』国会図書館支部東洋文庫 1956
松田清 「蘭学史におけるツュンベリーと阿蘭陀通詞」『杏雨』武田科学財団、第19号 2016 133ー152頁
小川仁 「シピオーネ・アマーティ著「日本略記」(手稿)における考察ールイス・デ・グスマン著『東方伝道史』(1601)からの引用についてー」『日本研究』第53集、国際日本文化研究センター編 2016 101-126頁
江夏由樹・福島知己・床井啓太郎 「一橋大学社会科学古典資料センター所蔵の旅行記についての研究」『一橋大学社会科学古典資料センター年報』一橋大学社会科学古典資料センター編 2014 41ー57頁
服部英雄・曽田菜穂美 「翻訳・フロイス『日本史』3部1~4章」『比較社会文化 : 九州大学大学院比較社会文化学府紀要』第20集、九州大学大学院比較社会文化学府 2014 31ー52頁
服部英雄・曽田菜穂美 「翻訳・フロイス『日本史』3部5~6章」『地球社会統合科学:九州大学大学院地球社会統合科学府紀要』第21集(1・2)、九州大学大学院地球社会統合科学府 2014 93ー100頁
松本英治 「ゴローウニン事件と日蘭関係 (特集 ゴローウニン事件解決200年)」『洋学史研究』第31集、洋学史研究会 2014 1ー13頁
渡邉直樹 「ライブニッツとケンペルの儒教解釈―ヨーロッパ啓蒙主義考―」『外国文学』63号、宇都宮大学外国文学研究会編 2014 57ー76頁
渡邉直樹 「ケンペルとヨーロッパ啓蒙主義―権力構造のイデオロギーとしての儒教―」『宇都宮大学国際学部研究論集』第35号、宇都宮大学国際学部編 2013 23-33頁
大島明秀 「近代日本におけるケンペルの読まれ方」『文彩 BUN-SAI』第7号、熊本県立大学文学部編 2011 44-52頁
クレインス, フレデリック 『17世紀のオランダ人が見た日本』臨川書店 2010
スキュンケ, マリー・クリスティーヌ著、松田清訳 「カール・ペーテル・ツュンベリー:アムステルダム、出島からウプサラのリンネ館まで」『衆芳』(小野蘭山没後二百年記念事業報告書)、小野蘭山没後二百年記念事業会 2010 14-27頁
五之治、昌比呂 「ラテン語で読むケンペル「鎖国論」:『廻国奇観』所収論文とその翻訳について」『西洋古典論集』第22号、京都大学文学研究科西洋古典研究室編 2010 260-278頁
仙台市史編さん委員会編 『仙台市史 特別編八 慶長遣欧使節』宮城県教科書供給所 2010
渡邉直樹 「啓蒙主義者ドームとケンペル 儒教と宗教的寛容の接点」『宇都宮大学国際学部研究論集』第27号、宇都宮大学国際学部編 2009
東海大学付属図書館編 『東海大学付属図書館第51回展示会 外国から見た日本―幕末から明治初期―』東海大学付属図書館 2009
クレインス, フレデリック 「〈研究資料〉ポンペの日本史観」『日本研究』第40集、国際日本文化研究センター編 2009 319-356頁
北原糸子 「ティツィング『日本風俗図誌』(一八二二)掲載の二点の火山噴火図について」『歴史民俗資料学研究』第13号、神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科編 2008 269-298頁
折田洋晴 「日本関係洋古書の我が国での受容について」『参考書誌研究』第68号、国立国会図書館主題情報部編 2008 1-8頁
斎藤ひさ子、蛭田顕子、渡辺富久子 「日本関係洋古書の我が国での収蔵状況について」『参考書誌研究』第68号、国立国会図書館主題情報部編 2008 9-49頁
クリモワ, オリガ・ヴァヂモヴナ 「〈研究報告〉ロシア史料に見るフヴォストフ海軍中尉とダヴィドフ海軍少尉が行った1807年度第2回サハリン遠征とロシア政府の対応」『日本語・日本文化』第33号、大阪大学『日本語・日本文化研究』編集委員会編 2007 109-124頁
クレインス, フレデリック 「十七世紀バタヴィアからの日本情報――スハウテン『東インド紀行』における日本関係記述」『日本研究』第35集、国際日本文化研究センター編 2007 275-310頁
クレインス, フレデリック 宮田昌明 「〈資料研究〉17世紀オランダに普及した日本情報――デ・フリース『東西インド奇事詳解』における日本関係記述」『日本研究』第33集、国際日本文化研究センター編 2006 171-296頁
大島明秀 「近世後期日本における志筑忠雄訳『鎖国論』の受容」『洋学(洋学史学会研究年報)』第14号、洋学史学会編 2005 1-32頁
大島明秀 「エンゲルベルト・ケンペルの「神道」研究とその背景」『九州史学』第一四二号、九州史学研究会編 2005 46-64頁
京都外国語大学付属図書館編 『日伊文化資料展示会―「日本におけるイタリア2001年」を記念して―』(展示目録)、京都外国語大学付属図書館 2001
H.チースリク監修、太田淑子編 『日本史小百科 キリシタン』東京堂出版 2001
仙台市博物館編 世界と日本-天正・慶長の使節-』仙台市博物館 1995
松田清 「江戸時代のプリニウス」『物のイメージ─本草と博物学への招待─』(山田慶児編)、朝日新聞社 1994 231-262頁
永積洋子 「会社の貿易から個人の貿易へ―十八世紀日蘭貿易の変貌―」『社会経済史学』60巻3号、社会経済史学会編 1994 321-348頁
天理大学附属天理図書館編 『ポルトガルと日本 イエズス会資料を中心に』天理ギャラリー 1994
天理大学附属天理図書館編 『古地図の中の日本: 天理図書館開館62周年記念展』天理大学出版部 1992
放送大学編 『西洋の日本観 フロイスからシーボルトまで』放送大学 1990*
仙台市博物館編 『図録 ローマの支倉常長と南蛮文化』仙台市博物館 1989
ヨリッセン, エンゲルベルト 『カルレッティ氏の東洋見聞録―あるイタリア商人が見た秀吉時代の世界と日本』PHP出版 1987
松田清 「ショメル『日用百科事典』初版について」『山桃』高知大学付属図書館編 1986 3-6頁
ペンローズ, ボイエス著、‎ 荒尾克己著 『大航海時代―旅と発見の二世紀』筑摩書房(Boies Penrose Travel and discovery in the Renaissance, 1420-1620, New York, Atheneum, 1962.) 1985
永積洋子 「オランダ商館と脇荷貿易について」『日本歴史』12月号、第379号、日本歴史学会編 1979 55-90頁
クーパー, マイケル著、松本たま翻訳 『通辞ロドリゲス―南蛮の冒険者と大航海時代の日本・中国』原書房 Michael Cooper, Rodrigues the interpreter : an early Jesuit in Japan and China, New York, Weatherhill, 1974.) 1991
京都外国語大学付属図書館編 『日本関係資料図録』京都外国語大学 1973
沼田次郎 「蘭国商館長メイランとその著作」『日本歴史8月号』第51号、日本歴史学会編 1952 3-10頁
牧健二 『西洋人の見た日本史』弘文堂 1949

日本関係欧文図書関連(欧文)

著者 タイトル・刊行元 刊行年 掲載ページ
Yokoyama, Toshio Japan in the Victorian Mind : A Study of Stereotyped Images of a Nation 1850-80. Basingstoke, Macmillan 1987
Boscaro, Adriana Ventura e sventura dei Gesuiti in Giappone (1549-1639). Venezia, Cafoscarina 2008
Matsuda, Kiyoshi The reception and spread of Dodonaeus “Cruydt-Boeck in Japan.” in Dodonaeus in Japan. Edited by W.F. Vande Walle, Leuven University Press 2001 pp.191-217
Kapitza, Peter Japan in Europa : Texte und Bilddokumente zur europäischen Japankenntnis von Marco Polo bis Wilhelm von Humboldt München, Iudicium Verlag 1990
Boscaro, Adriana Sixteenth Century European Printed Works on the First Japanese Mission to Europe – A Descriptive Bibliography. Leiden, Brill 1973
Boxer, Charles Ralph The Christian Century In Japan 1549-1650. California, University of California Press 1967
Lach, Donald F. Asia in the making of Europe. Chicago, University of Chicago Press 1965
Cooper, Michael They Came to Japan: An Anthology of European Reports on Japan, 1543-1640. Berkeley, University of California Press 1965